ジャックの寝言 vol.62『応援メッセージ(6)』

受験生の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

緊急事態宣言が「一応」解除され、世の中も少しずつ以前の生活に戻るために動き出した感がありますが、本当に元通りの生活ができるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうですね。

弁理士試験はどうなるのだろうと思っていましたが、ようやく試験日が決まりましたね(再延期の留保付きですが)。

試験日が決まってまずやるべきなのは、試験日から逆算した自分のスケジュールを組むことだと思います。納冨先生の仰るように、試験日にピークを持っていくことができるよう、アスリート張りのピーキング作業が必要です。現在の自分の姿と試験日にあるべき自分の姿とをよく比較して、その「差」を埋める作業をして欲しいなと思います。試験日までの残りの時間を、ぜひ効率的に使ってください。

さて、話は少し変わりますが、皆さんは、弁理士試験を乗り切るために重要なものって何だと思われるでしょうか?

答えは一つだけではないと思いますが、私は「精神力の強さ」というものも重要だと思います。要は、ポジティブな考えを持つことです。長い受験生活を送る上で、困難は多々あると思います。トラブルは試験の最中にもやってくることがあります。でも、いちいち動揺していたら身が持ちません。何かがあったときに、パッと頭を切り替えてポジティブになるクセを付けて欲しいな、と思います。

例えば、いま皆さんは、新型コロナの流行という過去に例のないような事態に遭遇しています。試験が延期になるなんて前代未聞、とんでもないトラブルだとお思いの方も多いでしょう。

でも、本当にそんなに慌てる必要があるのでしょうか?

納冨先生が仰るように、弁理士試験は相対試験です。そして、新型コロナのトラブルに巻き込まれているのは皆さんだけではなく、受験生全員です。新型コロナの影響だけでは相対位置は変わりません。むしろ、慌てて立ち止まっている受験生をごぼう抜きにしてください。

また、試験日当日に緊張して実力が出せるか不安、という方もよく聞きます。

大丈夫です。大体、8割~9割の受験生はそうです(多分)。むしろ、受験生にしか味わえないヒリヒリとした緊張感を楽しみましょう。

「あの人できそうだな」と思ったら、その人のことは忘れましょう。「あの人できなそうだな」という人を探して自信を付けましょう(失礼?)。一番になる必要はないのです。弁理士試験は誰が主席合格かなんて発表されません。

これ以上は悪ノリしそうなので控えますが、大切なことは、「試験日に」実力を発揮できるようにすることです。そのためのピーキングであったり、頭の切り替えであったり、できることはいくつもあると思います。皆さんが、試験日当日、存分に実力を発揮できるよう心から祈っております。

弁護士法人クレオ国際法律特許事務所

弁理士 小池孝史

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