ジャックの寝言 vol.73『応援メッセージ(17)』


受験生の皆様へ


2016年の合格者です。

いよいよ短答試験直前になり、日々不安と闘いながら勉強に打ち込まれていることと思います。

高橋先生からご依頼を頂きましたので、直前期の私の心境や勉強内容等をシェアさせて頂きます。

勉強の合間の息抜きに読んでいただければ有難いです。


私はそれまで合格点を10点以上下回る成績で短答試験に落ち続けていたのですが、納冨先生の講座を受けた年に初めて短答を通過し、そのまま最終合格までいくことができました。

合格した年と不合格だった年で何が違っていたかと考えてみると、「最後まで気持ちを切らさなかったこと」が大きかったと思います。

気持ちを切らさないためには、自信を持つこと、「私はきっと合格できる」と自分を信じてあげることが大切です。


とはいえ、いきなり自信を持つ(自分を信じてあげる)のは難しいと思います。でも、納冨先生やLECの先生方のことは信じられますよね?

これまで、皆さんは納冨先生のアドバイスに従って1年以上学習を積み重ねてこられたと思います。信頼している先生方の言う通りに頑張ってきたんだと考えれば、自分自身のこともきっと信じてあげられるはずです。


私は直前期には主に以下のような流れで勉強を進めていました。

テキストを読み込む

→Nプロシート、条文集の対応部分を確認する

→過去問で確認する


(余談ですが、過去の受験生(私も含め)の具体的な学習テクニックはあまり鵜呑みにしない方が良いと思います。試験は毎年変わりますし、色々な人の言うことを聞いていると混乱して一貫した学習ができなくなるからです。最新の出題動向を研究しているLECの先生方の言うことにだけ従った方が良いです。特に直前期は周りの先輩方が親切心で色々言ってくると思いますが、応援してくれる気持ちだけありがた〜く頂いて、内容は忘れましょう。)


地味なインプット作業は本当に辛かったですが、先生の言う通りにやっているからきっと大丈夫だという思いでなんとか気持ちを保ち、毎日勉強を続けられていました。

納冨先生は直前期には「1日1点上げる勉強をしましょう」とよく仰っていましたが、本番が終わってみれば模試や答練のときよりずっと良い点数が取れていて、本当に先生の仰るとおりやれば1日1点上がるんだなぁ、と自分でも驚きました。


信じる信じると書きすぎてなんだか宗教チックになってしまいましたが(笑)、直前期はメンタルを良い状態に保つことが本当に大切だと思います。

とにかく試験前の最後の1分まで合格を信じて歩みを止めないでください。ご健闘をお祈りしています!


企業知財部 弁理士 女性