合格者の声 No.9 論文試験後の過ごし方編
論文試験後の過ごし方~中上級論文講座の経験を中心に~
<H28合格/男性/合格時30歳/企業勤務/論文選択科目免除/受験回数2回>
※論文実戦力完成講座の前身となる、2016合格向け論文構造解析講座を受講
論文試験が終わりましたね。
試験後に「論文は完璧!すぐに口述の練習だ!」と気楽に考えられる方なら問題ないのですが、おそらくは多くの方が「論文ダメだったかも…。」と不安な気持ちを抱え、今年のために口述の勉強をすべきか、それとも来年のために論文の勉強をすべきか迷っているのだと思います。
この迷いに対し、私は「迷いを捨てて、口述対策をしながら論文対策も行う」を答えの1つとして挙げます。
そして論文対策は、納冨先生の中上級の論文講座をおススメします。
かく言う私ですが、「短答はギリギリで受かったけど、論文の勉強なんてしてないよ…。」そんな弱気で臨んだ1年目の論文試験は、散々な結果に終わりました。
当時の私は、「問題文を読むのに時間がかかる」、「答案構成はぐちゃぐちゃ」、「そもそも何を書けば良いのかわからない」状態でした。
そこで論文試験後すぐに、納冨先生の中上級論文講座を受講しました。この講座が対象としているのは、「書くべきことがわからない方」「項目落ち、言及漏れが気になる方」「問題文を読むスピードが遅い方」「答案構成に時間のかかる方」です。
つまり、当時の私はずばり、その対象だったのです。
納冨先生の講座の特徴は、「知っている」知識を、「書ける」知識に変えることだと思います。具体的には、論文で問われる条文知識の確認を行った後、すぐにその条文に関係する過去問やオリジナルの事例問題に取り組むことで、インプットとアウトプットをシームレスに学習できるのです。
私が受講していたときは、講義の中に演習時間を設け、直前に解説された条文に関する事例問題を解く、というスタイルでしたが、答練の機会が少ない夏の時期に、短時間でもアウトプットできたことはとても有意義でした。
それは、「条文は知っているのに、何を書けばいいのかわからない。」という問題に多く出会えたからです。
このような問題を集中して復習することで、「知っているけど書けない」を少しずつ潰すことができたのだと思います。
論文試験後にリフレッシュのため少し休憩するのも良いと思います。
しかし、今後どうすべきかで迷ってしまうと、何もできないまま、あっという間に時は経ってしまいます。
少しの休憩の後は早々に迷いを捨て、次の試験(今年の口述と来年の論文)に向けて再スタートを切りましょう。
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